田川地区社協 災害ボランティアセンター設置・運営訓練を実施しました

令和6年5月26日(日)福智町公民館分館にて、田川地区社協災害ボランティアセンター設置・運営訓練を行いました。

田川地区社協連絡協議会は、一般社団法人九州防災パートナーズとの間で、「平時及び災害時の連携支援に関する協定」を締結しており、田川地区で大きな災害が発生した場合、田川地区の社会福祉協議会(1市6町1村)が連携して、災害ボランティアセンター設置、運営及び活動の連携支援に関し、協力して対応することとなっております。

訓練には、一般社団法人九州防災パートナーズ代表理事藤澤健児氏をはじめ、福岡県社会福祉協議会、田川地区社会福祉協議会職員など約40人が参加しました。

座学では、災害発生時から災害ボランティアセンター設置までのプロセスについてシミュレーションを行い、被災した場合、罹災証明など生活再建に向けた各種手続きについて学びました。ボランティア受付のITC化やタブレットによる聞き取り、クラウドによる情報共有など少人数での運営を可能にしたり業務の効率化など新しい運営方法を理解する機会になりました。

運営訓練では、令和5年度福岡県共同募金会の「災害配分等積立金の平時における配分に係る事業」によって田川地区社協で整備することができた資機材の名称や用途、使用方法など再確認しました。更にその資機材を使いボランティア活動に必要な資機材の見立てを体験することで、より実践的な理解を深めることができました。

この研修は、毎年大雨の危険度が高まる梅雨を前に年1回行っており、いざ災害が起こった時に協力できるような平時からの顔の見える関係性づくりにもつながっています。